オンラインオーダー、ところかわれば

パンデミックに入り、我が家は感染のリスク回避のために買い物はほとんどオンライン。それもこれも配達をしてくれる人たちのおかげだ。本当に有り難いと思っている。

最近、友人の誕生日が3件、そのうち1件は国内、2件は海外だ。昨年から国際便の遅れが甚だしいと聞いていたので贈り物の現地手配を試してみた。
それがちょっと面白かった。

まず国内、サンフランシスコ宛。

利用したのはアマゾンです。日常的によく使うので私のデータは登録済み。ギフトオプションを選んで短いメッセージも記入できます。受取人の詳細を記入して決済までもスムーズ。一つ問題だったのは、同じブランド(出店)のものを2つ選んだのに、別々の到着で、しかも一方しかギフトパッケージにならなかったのは不思議。

次に東京宛。

都内大手百貨店のオンラインサイト。初めての利用で、まずアカウント作成で戸惑った。海外の住所記入の設定があったのだが電話番号は日本のものしか記入できず必須項目になっていてスルーできない。やむなく実家を連絡先に記入。ギフトオプションでは、のし紙の選択肢の充実ぶりに眼を見張る。ただ、カジュアルなリボンの包装はなく、”シール”というのがあったので書いてある内容もわからないままそれを選んでみた。ギフトオプションの選択肢が多いのは日本独特の贈答習慣のためだろう。ただ、自分に必要がないところもきちんと”はい” ”いいえ”の意思表示をしなければ先に進めないところが、なれないせいか、なかなか骨が折れた。

最後はミラノ宛。

手配したのはイタリアの大手百貨店。こちらも初めての利用。アカウントの作成はとてもシンプル。私のデータを入力し送り先も入力。スムースに進んだ。しかしギフトオプションはいつ出てくるのか?そう思っている間にあっという間に決済のボタン。確認事項の送り先の欄で、何故か私のeメールアドレスが送り先欄に記載されている。念の為、最初から慎重にやり直すも二度目も同じだった。これはもしや、自分以外の人に送るという設定がなさそうだ。仕方なくラッピングも不明なまま決済ボタンをクリック。

3件とも、予定通り先方に届きました。3カ国の手続きの違いは生活習慣のちがいと考えて良さそうだ。しかし家にいながらこんな遠隔操作で贈り物が送れるとは、便利な時代になったものだ。